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1999年、コシナが開発したユニークなカメラが話題になりました。自動化とは正反対の方向で考案された、機械式で軽量な小型速写カメラBESSA-Lです。露出決定やフィルム巻き上げは手動、ピント合わせも目測式というアナログ感覚に溢れたコンセプトは、「カメラに写真を撮らされている」ことに何か物足りなさを感じていたハイアマチュアやプロ写真家の支持を得ます。

 BESSA-Lと同時に発売された交換レンズ、SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4 とSUPER WIDE-HELIAR 15mm Asph.は、一眼レフ用の交換レンズと比較して格段にコンパクトでありながら極めて歪曲が少なく、写真を楽しむツールは一眼レフだけでないことにユーザーが気づくキッカケにもなったのです。
3p 2000年には、目測式で広角レンズ専用機だったBESSA-Lに実像式の距離計を搭載したレンジファインダーカメラBESSA-Rが登場。徹底的に「見やすさ」にこだわった独自のファインダー設計と生産・調整技術により、忘れかけられていたレンジファインダーカメラの世界に、ふたたびスポットライトを当てることに成功します。

 BESSAシリーズは、その後さらなる進化を遂げていきます。しかし、それは過度の自動化とは無縁でした。人間がカメラを操作して写真を撮ること。その写真活動の品位を高めるための改良を主要点としたのです。カメラの改良と共に、レンジファインダーカメラ用交換レンズの設計・生産にも精力的に取り組んでいきます。

 そこで注ぎ込まれた技術は「レンズ描写の味わい」や「美しいボケ」そして「ピント操作のフィーリング」といった、定量化しにくいけれど非常に重要な項目における品質を向上させるために用いられたのです。この取り組みが高く評価され、2005年にはカール ツァイス社との技術提携を締結。共同開発によるレンジファインダーカメラZeiss Ikonは2006年カメラ記者クラブ特別賞を受賞します。
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 コシナのものづくりは、ハイエンドの光学技術をおしみなく投入することで、写真文化とカメラを使う人の心を豊かにしていくことを目指しています。

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