光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計を採用。究極の性能を追求した標準レンズ、APO-LANTHAR 50mm F2と双璧をなす準広角レンズです。フォクトレンダー史上最高の準広角レンズとしての性能と、コンパクトでハンドリングのしやすさを兼ね備えています。
主な特長:
●ソニー Eマウント対応
電子接点搭載で、撮影データのExif情報にレンズの使用状況が反映されます。また、距離エンコーダーを内蔵しているのでカメラボディ側の5軸手ブレ補正に対応。フォーカスリングの操作によるファインダーの拡大表示なども可能です。
●最適化された光学設計
フルサイズのイメージサークルを確保すると共に、ソニー Eマウントセンサーに最適化された光学設計を採用。画面周辺部まで高い解像を保ち、色被りなどの現象も抑制されています
●アポクロマート設計
現在の高画素化したデジタルセンサーに対応すべく、軸上色収差及び倍率色収差を徹底的に抑制しています。
●玉ボケ表現を楽しめる12枚絞り
絞り羽根は開放のF2だけでなくF2.8、F5.6、F16でも円形になる特殊形状を採用。点光源などの“玉ボケ”を活かした作画が可能です。
●確実なピント合わせが可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。
●絞りクリック切替え機構
クリック音を発生させず、絞りリングを無段階で開閉させることが可能な絞りクリック切替え機構を搭載。動画収録時に絞りリングの操作音を拾ってしまう心配がありません。

*APO-LANTHAR(アポランター)とは、フォクトレンダーのレンズの中でも特に高性能な製品に与えられる称号です。アポクロマート設計による傑出した結像性能と描写の美しさから写真家の心を魅了してきた伝説のレンズであるAPO-LANTHAR が誕生したのは1951年。その出自は120年ほど前まで遡れます。

|
|
レンズ構成図 :

主な仕様:
焦点距離 |
35mm |
口径比 |
1 : 2 |
最小絞り |
F16 |
レンズ構成 |
9群11枚 |
画角 |
62.2° |
絞り羽根枚数 |
12 枚(開放、F2.8、F5.6、F16で円形絞り) |
最短撮影距離 |
0.35m |
最大撮影倍率 |
1 : 6.46 |
最大径×全長 |
φ62.6×67.3mm |
フィルターサイズ |
φ49mm |
重量 |
352g |
レンズフード |
付属 |
電子接点 |
あり |
フォーカス拡大機能 |
対応 |
Exif情報: |
対応 |
レンズ補正選択 |
可能 |
5軸ボディー内手ブレ |
対応(5軸対応ボディーに限る) |
その他: |
絞り切替え機構付
|
希望小売価格(税別):
¥120,000 JAN 4530076 233171
2021年04月発売予定

付属フード |
|
|