ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III
特長
デジタル撮像素子に最適化された光学系を持ちながら、一眼レフでは実現できないコンパクトさと高画質を両立。画角は121°の超広角ながら直線を直線として描写し、絞り開放から画面隅々までシャープな画像が得られるウルトラワイドレンズです。

主な特長
画角121°のウルトラワイド ウルトラワイド
特有の、強烈なパーステクティブを持つレンズ。魚眼レンズのように画像を歪曲させず、直線を直線として写すために光学的な性能を追及。非球面レンズの採用により、ディストーションを徹底的に排除しています。
デジタル対応の光学設計
デジタルカメラ特有の撮像素子の構造に起因する周辺部の色被りを解消すべく、センサーへの入射光線角度を最適化した光学設計を採用。絞り開放状態から画面隅々までコントラスト、解像力に優れています。
パンフォーカス撮影
被写界深度が非常に深く(ピントの合う範囲が広く)たとえばF5.6の開放でフォーカスリングを2mの位置に合わせれば約0.65m~∞まで、F8 で1mの位置に合わせれば約0.4m~∞までピントが合い、ほとんどピント合わせの必要がありません。
最短撮影距離は0.5m
当社マウントアダプターを介してミラーレス一眼デジタルカメラに装着すれば、距離計の連動最短撮影距離0.7mを超えて0.5mまでピント合わせが可能。距離計連動方式カメラの枠を超えてさまざまなプラットフォームで高性能をお楽しみ頂けます。
確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。
バヨネット式VMマウント
レンズマウントにはVMマウントを採用。ベッサシリーズ(ベッサL,Rを除く)の他に、Mマウントを採用したカメラでお使いいただけます。
距離計連動システム搭載
高精度のレンジファインダー連動機構により、深い被写界深度の中でも確実なピント合わせが可能です
フルサイズのイメージサークル
35ミリ判フルサイズに対応する、余裕のイメージサークルを確保しています。また、一眼レフ用の交換レンズと比較して非常にコンパクトなスタイルを実現しています。
仕様
レンズ構成図
- 焦点距離
- 12mm
- 口径比
- 1:5.6
- 最小絞り
- F22
- レンズ構成
- 10群12枚
- 画角
- 121°
- 絞り羽根枚数
- 10枚
- 最短撮影距離
- 0.5m
- 距離計連動範囲
- ∞~0.7m(カメラにより異なる)
- 最大径×全長
- φ64.8×58.4mm
- フィルターサイズ
- 装着不可
- 重量
- 283g
- レンズフード
- レンズ一体式
販売情報
- 希望小売価格(税別)
- ¥115,000
- 発売日
- 2016年11月
- JANコード
- JAN 4530076 130159
- 生産終了年月
- 2019年11月